December 30, 2013

仄聞

昔々、南米のある町で、小さな男の子が近所の女の子に求婚しました。

君と結婚したら、赤い屋根の家に住むんだ。
もし、私が断ったら?
僕は司祭になるよ。

実際には手紙のやりとりで、その手紙はけしからんと怒った親によって破り捨てられたそうです。
男の子は現ローマ教皇フランシスコ(ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿)、女の子はアマリア・ダモンテさん。
バチカンは「幼い頃の他愛ない、純真な思い出」とコメントしたとかしないとか。


つまり、タンゴ(ペア)叶わずフラメンコ(ソロ)であった、と。

"Vengo : Soundtrack" Tony Gatlif

今年一番いいな、と思ったエピソードでした。

December 25, 2013

降誕

世界中の子供たちが、幸せでありますように。

Happy Xmas (War Is Over) - John & Yoko
Plastic Ono Band
with the Harlem Community Choir

Merry Christmas!

December 17, 2013

補正

珍しく、連続更新。

Google が凄すぎるんだよ。
凄すぎて、困るくらいだ。
Blogger にアップする画像は Picasa 側でまとめて管理されてる。

やたら Google+ を勧めてきた辺りから、なんか変だなあと思ってたんだ。

今回、前の記事「応援」をアップしてる最中に、とうとう諦めたよ。
いくらなんでも、ブリトニーのアルバムはこんな色じゃない。
いつの間にか自動的に、どこかで勝手に、画像補正がデフォルトになってたんだろう。

素晴らしいような、素晴らしくないような、面倒だけど調べて直すしかない。

Before & After
Adjust or remove Auto Enhance for a photo.

や、やっと直った。

画像補正は左がON、右がOFFで、右のOFFがオリジナル。
素晴らしい技術だとは思うけどね、助かる人は助かるだろうし。
ちょっと前まで単なるブログだったのに、いろいろ勝手にやってくれるブログになったんだから。

偶然だけど、オート・チューンの話を書いた後にこうなるとは思わなかったよ。

オリジナルだと思ってたものが、オリジナルじゃないってことがどんどん増えていくんだろうな。
そのうち、文章も勝手に書いてくれてさ、案外そっちの方が名文てことになったりして。
適当に検索して拾ってきた文章を自動的に繋げるブログもあるから、そこから名言が生まれたりね。

実際、オート・チューンの補正機能を逆手にとったヒット曲も増えてきてるもんな。

&
A Glorious Dawn & Ode to the Brain - "Symphony of Science : Collector's Edition" Melodysheep

ホント、おじさん達には辛い時代です。

December 16, 2013

応援

それでは、本日の審査員を左から順にご紹介します。

L.A. Reid
L.A.(エルエー)・リード。
現在のヒットチャートは彼の匙加減で決まると言われる程の大物プロデューサー、作詞家。エピック・レコード代表。

Demi Lovato
デミ・ロバート(ロヴァート)。
女優として活躍後に歌手デビュー。ビルボードで1stアルバムが2位、2ndアルバムが初登場1位の大ヒットを記録。

Britney Spears
ブリトニー・スピアーズ。
ライブなのに10曲中1曲でも生歌が聴ければ恩の字、最早、本人が歌ってるのかどうかさえ疑わしい超人気歌手。

Simon Cowell
サイモン・コーウェル。
米国ソニー・ミュージック・エンタテインメントの音楽プロデューサー。手厳しい評価で人気者になった名物審査員。

The X Factor USA season 2 auditions  was taken in Austin, Texas on May 21, 2012.
That happening was broadcast on September 12, 2012.
Photo : FOX, Ray Mickshaw

Staff  :  Shawn Armenta, The judges are ready for you.
スタッフ  :  ショーン・アルメンタさん、あなたの審査が整いましたよ。

[BGM]   ニッキー・ミナージュ  「宇宙船」
Starships - "Pink Friday: Roman Reloaded" Nicki Minaj

Shawn  :  Hi, I'm Shawn Armenta from Phoenix, Arizona.
ショーン  :  やあ、アリゾナ州フェニックスから来た、ショーン・アルメンタです。

               I'm 50 years old, I work for an airline, and I'm a wrapper and I load bags.
               50歳、航空会社で働いていて、荷物をまとめて積み込む係なんだ。

               I have prepared 6 hours a night, from 6:00 to 10:00 P.M., every day after work
               夜に6時間くらい、午後6時から10時とか、毎日の仕事が終わってから、

               for 7 days a week for 1 year and 6 months for this.
               週7日間、1年6ヶ月、このために準備してきたんだよ。

               This is my passion.
               情熱って奴だね。

               I'm a singer and a dancer, and I just want to get out there and start singing and dancing.
       俺はシンガーでダンサーなんだから、歌や踊りを是非披露したいよ。

Judges  :  < small talk >
審査員  :  < 雑談中 >

               You seem much more comfortable now.
               今の方がずっとよく見えるよ。

       Well, Thank you.
       ええ、ありがとう。

       It's been fun.  < Maybe, I heard such >
       面白かった。  < 多分、そう聞こえる >

                I was a little nervous at first.  < Maybe, I heard such >
               最初ちょっと緊張したけど。  < 多分、そう聞こえる >

               You're very good at this.
               良かったよ。

       Thank you.
       ありがとう。

Staff  :  There you go.
スタッフ  :  出番だ。

Simon  :  No screams.  < to Britney >
サイモン  :  大人しくね。  < ブリトニーに >

               Hello.  < to Shawn >
               こんにちは。  < ショーンに >

Shawn  :  Hello, Simon.
ショーン  :  こんにちは、サイモン。

Simon  :  Hi, What's your name?
サイモン  :  やあ、お名前は?

Shawn  :  Uh, Shawn Armenta.
ショーン  :  あーと、ショーン・アルメンタ。

Simon  :  Okay. how old are you, Shawn?
サイモン  :  オーケー。何歳かな、ショーン?

Shawn  :  Uh, I turned 50.
ショーン  :  えーと、50になったよ。

Simon  :  Okay, and how much work have you put into preparing for this?
サイモン  :  オーケー、じゃあ、今回のためにどんな準備をしてきたのかな?

Shawn  :  Um, 1 year and 6 months in a studio from 6:00 to 10:00 P.M.,
ショーン  :  うーんと、1年6ヶ月、スタジオで午後6時から10時まで、

               every night, dancing with a choreographer, Vocal training for 7 days a week...
               毎晩、振付やダンス、週7日はボーカル・トレーニングで...

Simon  :  Wow !
サイモン  :  へえ!

Shawn  :  So I can be prepared for this.
ショーン  :  だから、覚悟はできてるよ。

Simon  :  Okay, and what song are you gonna do?
サイモン  :  オーケー、じゃ、何の曲をやってくれるのかな?

Shawn  :  My own song called "Candy Girl", about the girls,
ショーン  :  自作の歌で「キャンディー・ガール」っていって、その女の子は、

               that you might meet in your local bar or anywhere else that are really good looking,
               地元のバーや他所の場所でも出会いそうな、本当に美人でさ、

               then they're your sweet candy girls.
        皆にとっての甘いキャンディー・ガールなんだ。

               It's like, like, "whoo-hoo!".
       そりゃもう、もう、「ヒューヒュー!」

               You know?
               解るだろ?

Simon  :  Okay.
サイモン  :  オーケー。

Shawn  :  Hope you like this one.
ショーン  :  気に入ってくれることを願うよ。

[歌]   ショーン・アルメンタ  「飴玉娘」
Shawn Armenta performs "Candy Girl" on stage.
Photo : FOX
All persons  :  ...
一同  :  ...

Shawn  :  Thank you, Austin. < This auditions was taken in Austin, Texas >
ショーン  :  ありがとう、オースティン。 < このオーディションはテキサス州オースティンで収録されている >

Simon  :  Shawn, I'm gonna be ... because you put out a lot of effort into this.
サイモン  :  ショーン、君はこれに多くの労力を注ぎ込んできた ... だろうけどね。

               But you're like a mouse trying to be an elephant.
               だけど、君はまるでゾウになりたいネズミのようだ。

Shawn  :  Why, 'cause a 50 year old's doing it, and ...
ショーン  :  なんでだよ、50歳にもなってやってるからか、それとも ...

Simon  :  It's got nothing to do with your age.
サイモン  :  君の年齢は何の関係もないよ。

               Well, maybe it has, but ... yeah, it does.
               まあ、それも関係あるか、いや ... そうだな、関係ない。

Shawn  :  I know the industry.
ショーン  :  俺はこの業界を知ってるんだ。

Simon  :  It's just, it's just ... It's just wrong.
サイモン  :  それは、そりゃあ全く ... 全く違うだろうさ。

Shawn  :  I worked way too friggin' hard for this, and I'm a really ... I'm not a bad singer.
ショーン  :  俺はこのためにクソ真面目に頑張ってきた、それで俺は実際 ... 駄目な歌手じゃない。

               I know I'm not,
               そうじゃないって知ってるんだ、

               because I've been writing these songs for too long and too many people copying me ...
               なぜって、長い間やってきたし、他の奴らだってどんどん俺の真似を ...

Demi  :  A lot of people work really, really hard for their dreams.
デミ    :  大勢の人が本当に、夢のために本当に努力してるわ。

            But it's not meant for everybody.
            でも、それを皆が叶える訳ではないのよ。

Shawn  :  That's why you use Auto-Tune, and I don't.
ショーン  :  そりゃ、あんたはオート・チューン(自動音程補正装置)を使うだろうが、俺は使わないからな。

Demi  :  Actually ...
デミ  :  そんなことは ...

L.A.  :  Oh ! Hold it, hold it, hold it, hold it !
L.A.  :  おーっと! 待て待て待て、待てよ!

Britney  :  I want to know who let you onstage.
ブリトニー  :  誰があんたをステージに立たせたのか知りたいわ。
        I feel uncomfortable with you even staring at me.
               あんたが私を見てるってだけで気分悪いんだけど。

Shawn  :  You know what, I don't need this either, 'cause I don't need amateur hour.
ショーン  :  お前が何を知ってるってんだ、こっちから願い下げだ、俺はアマチュア・アワーに用はない。

L.A.  :  Yeah, see you later.
L.A.  :  はいはい、また今度な。

Shawn  :  Yeah, you see, L.A.?
ショーン  :  ああ、あんた、L.A. か?

               I'm a better writer than you.
       俺はあんたよりもいい作詞するぜ。

Britney  :  Is he serious? Is he serious?
ブリトニー  :  あいつ本気なの? 本気なの?

[BGM]   ブリトニー・スピアーズ  「有毒」
Toxic - "In the Zone" Britney Spears

Shawn  :  I have trained way, way too hard for this, just to throw me off that easily.
ショーン  :  俺は練習してきたんだ、このための厳しい練習をね、その俺をあっさり落としやがった。
       I just find it offensive.
              ケンカ腰ってのは解ってたけどさ。

Candy Girl - Shawn Armenta

やあ、ショーン。

楽しかったよ。
国境を越えても同じなんだね。
可笑しかったけれど、驚いた。

あんたは漢だよ、いろんな意味で。

December 15, 2013

嗜煙

なんていうか、そういうのは、教えてくれる大人が必ず一人か二人は身近にいたもんだけどなあ。

例えば、日本酒をジョッキで飲むとか、ビールを猪口で飲むとか、それじゃ美味くないでしょう。
ワインの香りを愉しみたいからって、ワイングラスをバシャバシャ泡立つまで振るのは勿論駄目だよね。
それと同じで、煙草にも喫み方があるんだよ。

難しい拘りではなくて、ごく簡単な基本として二つだけ。

まず、燃焼温度を上げすぎない。
煙を楽しむんだから、煙を出やすくしてやる、つまり、なるべく不完全燃焼の状態を持続させるんだよ。
だから、勢いよくスパスパ吸わないことと、灰をポンポン落とし過ぎないこと。

なるべく完全燃焼しないように、燃えてる部分と空気が触れにくいようにしてやる訳だ。

つぎに、煙には香りが引き立つ適温がある。
大方の煙は吸い口から出てきた直後の温度より、少し下げてやった方が、冷やしてやった方が美味くなる。
銘柄を比べるような時は口に少し水を含んだまま吸って煙の温度を下げてみてごらん、香りの違いがよく解るよ。

燃えてどんどん短くなって煙の温度もどんどん上がる紙巻きに比べて、パイプやキセルの方が美味い訳だ。

そうするとね、縁側で日向ぼっこしながら一服してるお爺ちゃんとかを見てみなよ。
少しづつ、ゆっくり吸って、ゆっくり吐いてるのは、年取ってるからじゃなくて、美味い喫み方を知ってるからだよ。
わざわざ習うようなことではないけれど、周りの大人を見ながら自然に身に付けたんだろうね。

今は、そういう大人が減ったんだろうな。

"Cheech & Chong's Up in Smoke" Lou Adler

マッカーサー・タイプのコーン・パイプが難しいって言われるのは、そういう基本から外れてるからなんだ。

ボウル(葉を詰める火皿)側面の上の方からジャンク(煙の導入管)が出てる。
わざわざ燃焼部分に近い場所から温度の高い煙を導入してることになるでしょう。
相反するけど、それを冷やすためにあんなに長いジャンクが必要になったんじゃないかなあ。

一般的なコーン・パイプは、ポパイが咥えてるでしょう、ボウルの下の方から短めのジャンクを出すタイプね。

それにしても、どういう理由であんなに変な形のコーン・パイプを愛用するようになったんだろうね。
もしかしたらボウルの中の底は浅いのかなとも思ったけど、葉は一杯詰めてたらしいから底は深いみたいだし。
勿論、パイプは材質の香りも含まれるから、どんな葉を詰めても焼きモロコシ風味になっちゃってたと思うんだ。

普通は、敬遠されがちなパイプなんだよね。

General Douglas MacArthur arrival at Atsugi airdrome of Kanagawa prefecture in Japan, 30 August 1945.
Photo : the Army Signal Corps Collection in the U.S. National Archives.

煙草の健康被害とか、幼稚な口唇欲求とか、そういう批判が知りたければ、ネットがいくらでも教えてくれるよ。