仕事でインドに行った時のこと。
区の学事課から顔くらいは出しておいた方がいいと勧められたので、要所の大使館や領事館を回っていた。
すると、コルカタの領事館の方が、現地で物事を進めるにあたってのコツを教えてくれたのである。
「インドには『手紙は三日かけて出す』という言葉があるんですよ」
一日目は、ペンと紙を買いに行く。
二日目は、文を書く。
三日目は、ポストに出す。
これが、インド人の大らかな気質を表すものなのか、あるいは諺の類なのかは知らない。
Recorded at Stern Auditorium / Perlman Stage at Carnegie Hall in New York. |
暑けりゃ暑いほど・・・急がば回れ、か。