May 25, 2016

NHK(T_T)!

今、NHK見てる。

オバマさんが前倒しを希望した。
急遽、日本に到着して直ぐに会談となった。
会談が終わり、今、日米共同の記者会見が生中継されている。

オバマさんの通訳が・・・き、ききき、聞きにく~い。

まず、オバマさんが話す。
会見場にいる通訳Aさんは、オバマさんが「話し終わると通訳」する。
しかし、スタジオにいる通訳Bさんはオバマさんの「話しに合わせて同時通訳」する。

この、通訳Aさんと通訳Bさんの音声がほぼ同じ音量で、しかもところどころ被るんである。

通訳Aさんも通訳Bさんも翻訳の文意は同じ(当たり前か)。
なもんだから、単語や言い回しの微妙な違いがかえって目立ってしまって、尚更、聞きずら~い。
一方、安倍さんは会見場にいる通訳Cさんのみで、「話し終わると通訳」するのみだから、聞きやす~い。

オバマさんの英語は通訳Bさんに遮られて聞きにくく、日本語は通訳のAさんとBさんが被って聞きにくいんである。

なんとかしてくれ、調整室は何やってる、おお、やっと通訳のタイミングが落ち着いてきた・・・と思ったら会見終了。

NHK, Japan Broadcasting Corporation

頼むよ~、NHK(T_T)!

May 22, 2016

賢広

オバマさん、26日に伊勢志摩、27日に広島かあ。

両国の会談は28日に順延する可能性がある、と。
スピーチ原稿の担当者は徹夜かな、関係者も大忙しだろうなあ。
いろいろあったけれど、少なくとも僕らの世代からは、みんなの未来を前向きに考えましょう。

それに根拠はないんだけど・・・今はどちらかというと、あなた方の国の方が苦しんでいるような気がします。

Ray of Light - "Ray of Light" Madonna
Maverick / Warner Bros. Records

このミュージックビデオ、当時は限定リリースだったけど、オフィシャルで公開されてたんだね、良かった。

マドンナさんが40代の時って誰かと組むことが多くて、版権の関係で公式にアップされない曲も結構あるので。
NTSCは、ああ、つまりブラウン管時代の作品はね、公式のエンコードなら画質は480pがマックスだよ、一応ね。
こうやって見ると酷い画質だったんだなあと思うけど、いずれ4K規格ですら酷い画質だと思う時代が来るのかな。

兎も角も、何事もなく無事に終わることを願ってます。

May 18, 2016

電光

第一作目をかなり適当に例えると・・・。

ある日、Win7を開発したSEのケビン・フリンは、そのデータを同僚SEのエド・デリンジャーに盗まれてしまう。
デリンジャーはWin7を自分で開発したOSとして発表し、その成功によりマイクロソフトの社長にまで出世する。
フリンはこの不正を告発しようとしたが、デリンジャーの策略によって退職に追い込まれてしまった。

数年後、Win8を管理するSEのアラン・ブラッドリは、マイクロソフトに不正アクセスを繰り返す不審人物を発見する。

その不審人物とは、退職後に伝説と化したSE、行方不明とされていたフリンであった。
ブラッドリは同僚SEで恋人のローラ・ベインズと共にフリンを探し出し、OS開発の真相を知る。
更にフリンは、デリンジャーがWin9を葬り、一気にWin10へ強制移行させようとする本当の目的を警告した。

この動きを察知したデリンジャーは先手を打ち、Win10に彼らの抹消を命じる。

しかし、ブラッドリは自らのIDを利用し、既にマイクロソフトの心臓部へ侵入することに成功していた。
ところが、極秘データにアクセスする寸前、Win10によってフリンがコンピュータの内部に取り込まれてしまう。
そこは、ひとつひとつのプログラム、あらゆるソフトやアプリが人間のような人格を持つデジタルの世界だった。

今やWin10は、デリンジャーの思惑さえ超え、コンピュータの内部から人間の世界を支配しようとしていたのだ・・・。

 Sark : Well, I ... It's just ... I don't know, a User, I mean ... Users wrote us.
              A User even wrote you!
 サーク : ええ、私は・・・それはつまり・・・解りません、ユーザーは、思うに・・・
       ユーザーが我々を作ったんです。
       あなただってユーザーによって作られたんだ!
※デリンジャー社長、サーク司令官、MCPの声はすべてデビッド・ワーナーが演じている。

 MCP : No one User wrote me, I'm worth millions of their man-years.
 MCP : 私はユーザーに作られたのではない、私は奴ら数百万人分に相当する。
※マスター・コントロール・プログラムの略で、現在でいうところのOS。

"TRON" Steven Lisberger
Walt Disney Pictures

ディズニーが創造した最も意義ある映像表現のひとつは、1982年に公開した映画「トロン」だと思う。

当時、細野晴臣さんがラジオか雑誌でこんな感想を述べていたことを覚えている。
最先端技術(CG)を「ポップコーン片手に楽しめる娯楽作品に仕上げたセンス」に脱帽、というような感想である。
因みに、当時のアカデミー賞は「卑怯な手段のCGだけで中身がゼロ」と酷評して、ノミネートすら認めなかった。

この映画は、映画好きな人にはあまりウケず、サブカル好きには物凄くウケた映画だった。

Yori (I/O program) & Tron (Security program), 1982
"TRON" Steven Lisberger
Walt Disney Pictures

特に、当時の何も出来ないCGでどう見せるか、という工夫から導き出されたデザインはもっと評価されていい。

まず基本的に、自然由来の物質はほとんど灰色で、人工的な物質はほとんど真っ黒か真っ白なのである。
そして、人物やガジェットを見分けるのは、極力単純化された光の線と面、それらの色だけである。
これらの意匠は第二作目が初見の観客には相当不評だったらしく、暗すぎる、黒すぎる、と散々だったようだ。

確かに、なんでもかんでもディテール足しまくり、あるいは見せまくりのハリウッドでは異質なのかもれない。

Quorra (Isomorphic algorithm, aka ISO) & Sam (User), 2010
"Tron: Legacy" Joseph Kosinski
Walt Disney Pictures

だが、ディズニーは前作同様、そんな「時代遅れ」の観客たちに尻込みする必要は一切ない。

恐らくトロンは、映画館やDVD、玩具やフィギュアといった商品で物体化しようとする限り、満足感は得られない。
将来、観客が脳神経とメディアを直接繋いで映像の中に没入できるような時代になってこそ、真価を発揮する。
何故なら70年代以降、数多のSF作家が夢見た、身体という束縛から電子的に開放されるおとぎ話なのだから。

塵ひとつない完璧な映像の中でこそ、トロンは映えるのだ。

 Sam : Games?
            Where are you going?
            ... What am I supposed to do?
 サム : ゲーム?
      どこに行くんだ?
      ・・・俺はどうしたらいいんだ?
 Gem : Survive.
 ジェム : 生き残るのよ。
※異種同形(Isomorphic)の演算プログラム、ISO(アイソー)の一人。
"Tron: Legacy" Joseph Kosinski
Walt Disney Pictures

さて、1982年の映画「トロン」と2010年の映画「トロン:レガシー」には約28年間もの空白期間がある。

この空白を繋ぐスピンオフ作品が、2013年に公開されたTVアニメ「トロン:ライジング」(原題:Tron: Uprising)だ。
子供たちがアマゾンやディズニーに入ってるので、おこぼれ的に観させてもらう情けない視聴者として鑑賞した。
各回が二十数分くらいで全19話の感想は、久しぶりに、TV番組として製作されたアニメ作品を観て感動した。

物語を簡単に書くと、死んだと思われていた英雄トロンと、後継者の若者ベックによる成長譚である。

"TRON: Uprising" Charlie Bean / Robert Valley
Disney XD

旧制作陣を総括に控え、新人のチャーリー・ビーン監督(一部ショーン・ベイリー監督)が実際の指揮を執る。

時間枠に余裕があるからか、脚本は各回と全体を貫く主旨に一貫性があり、2つの映画もしっかりと繋がる。
映像は映画「トロン:レガシー」を踏襲するものの、想像の羽を自由に伸ばす余裕もあって観ていて気持ちがいい。
音楽は、テクノは勿論、EDM系が好きな人には必見(聴)の方々が参加している。

そして、話題にならないのが本当に不思議だ、アニメーション自体はポリゴン・ピクチュアズによる日本製なのだ。

Quorra voiced by Olivia Wild, 2013
"TRON: Uprising" Charlie Bean / Robert Valley
Disney XD

キャラクター群は、架空2Dバンド「ゴリラズ」で知られるようになったアニメーターのロバート・バレー。

ISO(アイソー)時代のクオラなんか実写以上にクオラで驚いたが、これは声優がご本人なので尚更かもしれない。
既存の登場人物を似せるのは常套として、新しい登場人物たちも魅力たっぷり、しかしキリがないので一人だけ。
特に、主人公ベックと敵対しつつも苦悩するメインキャラクター、元医療プログラムのペイジはとても気に入った。

実写化も想定内だろうけれど、彼女のキャスティングはちょっと思いつかない。

Paige voiced by Emmanuelle Chriqui, 2013
"TRON: Uprising" Charlie Bean / Robert Valley
Disney XD

ガジェット類は、次世代のシド・ミードと評され、VWやロータスで実車を手掛けたデザイナーのダニエル・サイモン。

様々なライト何々、ライト・サイクル、ライト・ランナー、ライト・ジェット、ライト・クルーザー、ライト・チョッパー、等々。
そして今作で最も驚いた造形は動力車を中心に挟んだ7両編成のモノレール、ライト・レール(Light Rail)だ。
蒸気機関車の動輪のような走ると回る意匠が描かれており、こういうコンセプトの電車?は今迄に見たことがない。

チラッとだが、ライト・レールは上のクリップ「TRON LIVES!」(Paint Bombed)や下のトレーラーにも出ている。

Train concept art by Daniel Simon, 2012
"TRON: Uprising" Charlie Bean / Robert Valley
Disney XD

今回、トロンについて書いたのは、理由があるんだよ。

ある自動車会社の関連ニュースを読んで、久しぶりに思い出した台詞があったから。
役職に就く人は、会社にその役職が存在する意義や理由を常に忘れちゃいけないと思う。
会見で「役員からの要請を現場が必達目標と勘違い」なんて、いくらなんでも現場の社員さんが可哀想だよ。

逆に、社員が「役員からの必達目標を現場が要請と勘違い」なんて説明して納得する役員がいるかい?

今の時代は自分自身も含めて、無責任な人間がいろいろ言ったり書いたりする。
そういった誹謗中傷に晒されても耐えられるかどうかは、意義や理由が見つけられるかどうかだと思うんだ。
だけど本当は、会社は社会的な存在のはずなんだから、誰だって最初から解ってたはずなんだよ。

みんな、もし解らなくなった時は、トロンが最後に言った台詞を思い出そう。

 Tron : I fight ... for the Users!
 トロン : 俺が闘うのは・・・ユーザーのためだ!

Derezzed - Original Motion Picture Soundtrack "TRON: Legacy" Daft Punk
"Tron: Legacy" Joseph Kosinski
Disney Records

俺が働くのは・・・

■■■

May 11, 2016

五月雨

このくらいの雨がいい。

傘がなくていいけれど、傘をささずに歩くと、ちょっと濡れるくらい。
煙草の火は点くけれど、手で覆わないと、うっかり消えるくらい。
風邪は引かないけれど、一枚着ないと、少しひんやりするくらい。

そういう、雨の夜。

"Acid Rain" Lorn
Wednesday Sound

つまり、ムソルグスキーの歌曲「日の光もなく」か。

彼は五月の夜に寝れなくて幻を見たらしいが。
普通でいいんだけどな、普通が難しいんだろうな。
どんなに普通じゃなくても、現実なんだよな。

そう、なにをどうしようが、幻なんかじゃないんだよな。

Daydreaming - "A Moon Shaped Pool" Radiohead
XL Recordings

ポール・トーマス・アンダーソンて、やっぱ凄い人なんだな。

世の中は、凄い人ばっかりだ。

「仕方無いでしょ? 世界は残酷なんだから!」
          ミカサ・アッカーマン 「進撃の巨人」 諫山創 より

May 10, 2016

緑日

当事者よりも、第三者に任せた方がよいことがある。

ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督は、重い。
心労で倒れてしまわないだろうかと心配になるほど重いが、毎回、ああ、映画を観たな、と感じさせてくれる。
ロマノフ王朝の収蔵品目に興味があった時期に観た映画「エルミタージュ幻想」なども本当に素晴らしかった。

彼は、1990年代末から「権力者四部作」を題材に掲げて作品を発表していることでも知られる。

Issey Ogata as Emperor Shōwa (Hirohito)
"Солнце" Александр Сокуров (En: "The Sun" Alexander Sokurov)
Nikola Film (Russia) / Proline Film (Russia)
Downtown Pictures (Italy) / MACT Productions (France) / Riforma Films (Switzerland)

題材の内容や物語の密度から考えると、驚くべきペースだ。

1999年、ヒトラーと愛人(最終的に妻)だったエバ・ブラウンのプライベートを描いた映画「モレク神」。
2001年、レーニンが健康状態を悪化させて引退した後のある一日を描いた映画「牡牛座 レーニンの肖像」。
2005年、終戦前後の昭和天皇を描いた映画「太陽」、である。

映画「太陽」(露:Солнце, 英:The Sun)は、日本人から観ても価値のある「邦画」になっている、と思う。

"Солнце" Александр Сокуров (En: "The Sun" Alexander Sokurov)
Nikola Film (Russia) / Proline Film (Russia)
Downtown Pictures (Italy) / MACT Productions (France) / Riforma Films (Switzerland)

良かれ悪しかれ、多少なりとも誰にだって同族嫌悪はある。

邦画を観ると、どうしても知り合いが演じているような感じがして、まま気恥ずかしい時がある。
映画「太陽」にも日本人は沢山出演しているのだが、どういう理由か、そういう居心地の悪さを感じなかった。
それが監督の力量なのか、舶来なら有り難いと思ってしまうような単純な劣等感なのか、それは解らない。

ただ、イッセー尾形さんは、形から入っているとしても、それを極めれば精神が宿るといった風であった。

Kaori Momoi as Empress Kōjun (Nagako)
"Солнце" Александр Сокуров (En: "The Sun" Alexander Sokurov)
Nikola Film (Russia) / Proline Film (Russia)
Downtown Pictures (Italy) / MACT Productions (France) / Riforma Films (Switzerland)

不思議に、そして面白く感じたのは、陛下以外のキャスティングである。

陛下以外は敢えてそうしたのだろうと思うくらい、実在した人物に似ていない役者がキャスティングされている。
似ていないから駄目ということではなく、周りがそうすることで、イッセー尾形さんの演技がより際立つ仕組みだ。
これが抜群に功を奏していて、御前会議の様子などはちょっと今迄に観たことがない、くらいの緊張感である。

そして同時に、口角泡を飛ばすばかりが熱演ではない、ということもよく解る映画であった。

"Солнце" Александр Сокуров (En: "The Sun" Alexander Sokurov)
Nikola Film (Russia) / Proline Film (Russia)
Downtown Pictures (Italy) / MACT Productions (France) / Riforma Films (Switzerland)

陛下が夢にまで見て苦悩する、東京大空襲のシーンは賛否が別れると思う。

しかし、これは誰が描いても賛否が別れるだろう。
ハリウッドならアクション満載、邦画ならお涙頂戴、そのどれもが言い方は悪いが、観客に飽きられている。
少なくとも、監督が提示した「幻想的な東京大空襲」は、芸術という手段でのみ許される悪夢だとは思う。

人間は複雑な存在であり、ピカソの「ゲルニカ」のように、ドキュメンタリータッチだけがリアルへの道筋ではない。

Robert Dawson as General Douglas MacArthur
"Солнце" Александр Сокуров (En: "The Sun" Alexander Sokurov)
Nikola Film (Russia) / Proline Film (Russia)
Downtown Pictures (Italy) / MACT Productions (France) / Riforma Films (Switzerland)

興味深いのは、監督が映画「太陽」の次作、権力者四部作の四作目に選んだ人物だ。

それは16世紀頃のドイツの錬金術師ヨハン・ファウストで、2011年に公開された映画「ファウスト」である。
ファウストに挑んだ作家は多いが、そこは無論、ゲーテの長編戯曲「ファウスト」がベースになっている。
ただし、実在はしたものの、彼の人生はほぼ全てが後の創作に基づいている、というのが肝だ。

誰もがファウストのように「時よ止まれ」と叫んで悔いのない瞬間を望み、その点においてのみ人間は平等である。

"Солнце" Александр Сокуров (En: "The Sun" Alexander Sokurov)
Nikola Film (Russia) / Proline Film (Russia)
Downtown Pictures (Italy) / MACT Productions (France) / Riforma Films (Switzerland)

なんでこんな話を書いたのかというと、先日、子供たちとちょっと遊んだ時の出来事だ。

さて、今日は何の日でしょう、と、特に意味もなく、GWだから適当に言ってみただけである。
こどもの日、ってそりゃ明後日だろが、じゃあ代休、って何の休みの代わりやねん。
憲法記念日、その発音じゃ健保だろ、け・ん・ぽ・う、ケンポー、ってそれ何。

本当は俺だってよく知らん、ああ、みどりの日ってのはなー、となったからである。

"Солнце" Александр Сокуров (En: "The Sun" Alexander Sokurov)
Nikola Film (Russia) / Proline Film (Russia)
Downtown Pictures (Italy) / MACT Productions (France) / Riforma Films (Switzerland)

学校の先生も中身までとは言わない、けれど、せめて祝日の名前くらいは教えといてください。

お願いします。

May 2, 2016

衝突

Phil Foster (Steve Carell) : Oh, yeahhh ... Why do these guys wanna kill us so badly?
                                      Hey, Hey!
                                      Do you have a computer or a BlackBerry?
                                      Something l could read a document on!
フィル・フォスター(スティーヴ・カレル) : よっしゃああぁ・・・なんであいつら俺たちを殺そうとするんだ?
                  おい、おい!
                  あんたパソコンかブラックベリー持ってないか?
                  なんでもいい(USBメモリの)書類読めるやつ!

Cabbie (J. B. Smoove) : l got a Kindle.
運ちゃん(J・B・スムーヴ) : キンドルあるぜ。
※Cab driver のスラング。
Phil : Give it to me, Give it, Give it!
フィル : 貸してくれ、貸せ貸せ!

Cabbie : lt was a gift.
             Don't break it.
運ちゃん : もらったんだ。
      壊すなよ。

Amazon Kindle : "And in the Morning, we Walk with the Birds of Change"
アマゾン・キンドル : 「そして朝になり、我々は変革の鳥たちと共に歩む」
※カーレド・ホッセイニの長編小説「千の輝く太陽」(A Thousand Splendid Suns)からのパロディ。

Phil : Seriously?
フィル : マジで?

Cabbie : It made me cry.
運ちゃん : 俺は泣いた。

Phil : Okay ... Damn!
         ... Oh my God, that's Crenshaw, that's the DA!
         Claire, we have to get off the street!
フィル : よし・・・くそ!
     ・・・なんてこった、クレンショーだ、あの検事だ!
     クレア、俺たち絶対に降りるからな!

Claire Foster (Tina Fey) : Why?
クレア・フォスター(ティナ・フェイ) : なんで?

Phil : At the right, you're gonna take a hard right!
         I have a plan!
フィル : 右だ、君はガッツリ右に曲がるんだ!
     考えがある!

Claire : Wait!
クレア : 待って!

Phil : Now!
フィル : 今だ!

(Screaming)
(悲鳴)

NYPD : This is the NYPD!
            The roadway has been sealed!
            Stop your vehicles immediately!
NY市警 : こちらはニューヨーク市警だ!
      道路は封鎖されている!
      ただちに車を止めなさい!

Claire : Great, Phil!
クレア : 凄いわ、フィル! 

Phil : l had to try something!
         l thought l had a plan!
フィル : ダメ元でやったんだ!
     イケるって思ったんだよ!

Claire : l love you, Phil!
           But your plans are the worst!
クレア : 愛してるわ、フィル!
     でも、あんたの考えは最悪!

Cabbie : Look here!
             You two need to get your married people stuff together when my life is not at stake, okay?
             Husband! when l hit the horn, you brake!
             Wife! you throw your junk into ''Drive'' and you floor it.
             Let's do this.
運ちゃん : あのな!
      あんたら夫婦のせいで俺の人生が滅茶苦茶になっちまわないためには協力が必要だ、いいか?
      旦那さん! 俺がクラクションを押したと同時に、あんたはブレーキ!
      奥さん! あんた速攻でアソコに「ドライブ」突っ込んで、それでベタ踏み!
      やったるぞ!

Detective Armstrong (Jimmi Simpson) : We got them, We got them, We got ...
アームストロング刑事(ジミー・シンプソン) : 捕まえた、捕まえた、捕まえ・・・

Cabbie : All right, white people!
             1, 2, 3 ... !
運ちゃん : いいか、白人共!
      1、2、3・・・!

NYPD : Stop your vehicles!
NY市警 : 止まりなさい!

Cabbie : Now!
運ちゃん : 今だ!

(Horn, Screaming, Whooping)
(クラクション、悲鳴、絶叫)

Cabbie : Well done, y'all!
             Fuckin' A!
             That's how l do it, baby!
             Dude, right here!
             Now pull over, and get your Dr. Phil, genius ....
運ちゃん : やったぜ、お前ら!
      最高だ!
      俺の言った通りだろ、姉ちゃん!
      野郎、ドンピシャだぜ!
      さあ止まってくれ、これでフィル先生、天才って・・・

(Screaming)
(悲鳴)

Phil : No brakes.
フィル : ブレーキがダメだ。

Cabbie : No brakes?
運ちゃん : ブレーキがダメ?

Phil : Damn it!
         Brakes are gone.
フィル : 畜生!
     ブレーキが逝っちまった。

Cabbie : That is some bullshit.
             l'm out.
運ちゃん : そりゃどんな冗談だ。
      俺は出るぞ。

Phil : All right.
フィル : はいよ。

Cabbie : Be cool.
運ちゃん : 落ち着いてな。

Phil : See you later.
フィル : またな。

Cabbie : Peace!
運ちゃん : そんじゃ!

Phil : Blow meee!
フィル : 自爆ぅう!

Claire : Phil!
クレア : フィル!

"Date Night" Shawn Levy
20th Century Fox

いろんな事情や条件があって、映画の翻訳はとても難しい作業なんだろうな、とは思う。

清水俊二さんのレベルになると「映画の字幕は翻訳ではない」とまで言い切るらしい。
そこまで極端ではなくても、字幕や吹き替えの監修をせめて三人体制にできないものだろうか。
例えば恋愛映画なら、まず初稿として、俳優の台詞は男性の翻訳者が、女優の台詞は女性の翻訳者が訳す。

最終稿は男女どちらでもいい、作品の色合いを統一するために責任者が全権を与えられた上で翻訳する。

キューブリックが映画「フルメタル・ジャケット」で戸田奈津子さんを弾いたのは、これは仕方がない。
むしろ、男社会が舞台になることが予め解っている映画で、女性の翻訳者へ依頼する配給会社がどうかしている。
どんな文化圏でも男言葉や女言葉はあるわけだから、それは丁寧に考慮するべき性の違いだと思う。

少年マンガの女性キャラ、あるいは少女マンガの男性キャラ、そのくらい現実離れした翻訳は、やっぱり変だ。

Cobrastyle - "Soft Machine" Teddybears (aka Teddybears STHLM)
Big Beat Records / Columbia Records

昔、スペース・ロックっつージャンルの音楽があってだな・・・。