March 21, 2013

日課

おはようございます、というお爺ちゃんの挨拶で朝が始まる。

24時間、店内の何処かに必ずお客さんはいる。
でも、やはり午前2時を過ぎると、限られた人数のお客さんしかいなくなる。
こちらもそのつもりで、いろいろな予定を組んでいる。

向こうの方から、お爺ちゃんの声が聞こえた。
パートのおばちゃん達と、世間話をしている。
その様子を伺いながら、さっき届いたばかりのチルド便の荷物からある商品を手元に出しておく。

お爺ちゃんが、おはようございます。
こちらも、おはようございます、いらっしゃいませ。
さて今日はあるかな、はい今日はありますよ、といった感じで一番新しい賞味期限の牛乳を渡す。

お爺ちゃんは、早起きは三文のなんとか、といった表情で嬉しそう。
チルド便が到着する時間と、お爺ちゃんが来店する時間、これがズレてしまうことがある。
すると、少し古い賞味期限になってしまい、なんだか申し訳ない気持ちになる。

お爺ちゃんが会計を済ませ、店の外で待っていたお伴の犬のリードを手に取る頃。
商品棚は、一番新しい賞味期限が全て奥、古い賞味期限が全て手前になって、補充を終える。
そして、お客さんの数が増え始める。

こうして、朝になる。

Running Man & The Sun - "Brighter" whomadewho

何気なく、何気に気持ちいい朝。

March 17, 2013

噂話

拝啓、ルーカス様。

貴方の映画「スター・ウォーズ」シリーズを、ほぼリアルタイムで観てきた者です。
ポップコーンを頬張りながら観た映画館の雰囲気や、小遣いを貯めてやっと買ったプラモデルの組み立て。
そして、「遥かなる太古、遥か彼方の銀河で…」と始まるオープニングの心躍る気持ちは、今でも忘れません。

ストーリー(物語)ではなく、エピソード(挿話)の集積として、ひとつの世界感を解釈する。
当時、驚異的と評された特殊効果だけでなく、そういう脚本を通してしまう監督としての力量にも驚かされました。
何かを収集するような真面目なファンではありませんが、心から楽しませてもらったファンの一人として感謝します。

ここで、貴方が直接関わったスター・ウォーズをエピソード順に整理したいと思います。

 Episode I : The Phantom Menace  (第1章 : ファントム・メナス / 公開 1999年)
 Episode II : Attack of the Clones  (第2章 : クローンの攻撃 / 公開 2002年)
 Episode III : Revenge of the Sith  (第3章 : シスの復讐 / 公開 2005年)
 Episode IV : A New Hope  (第4章 : 新たなる希望 / 公開 1977年)
 Episode V : The Empire Strikes Back  (第5章 : 帝国の逆襲 / 公開 1980年)
 Episode VI : Return of the Jedi  (第6章 : ジェダイの帰還 / 公開 1983年)

&
"Main Characters of Star Wars" George Lucas

公開順では第1作目となる第4章の時点で、既に貴方は第9章までエピソードがあることを公言していました。

ただ、他にも小説、アニメ、コミック、ゲーム、膨大な玩具の数々、人気の上昇と共に其々で語られる外伝等々。
いつの間にか、貴方の手掛けたエピソードすらも、巨大化したエピソード群のひとつになってしまいました。
追い掛けきれない、というのが正直なところです。

昨年、版権はもちろん、ILM の経営権まで、ディズニーが買い上げたというニュースに驚きました。
ディズニーは嫌いではありませんが、シンデレラ城の後に続くオープニングというのは、ちょっと想像できません。
アイガーCEOのインタビューも拝見しましたが、正史だけでなく、スピンオフにも意欲満々のご様子でした。

これを監督ではなく、経営者が我が物顔で語ってしまう、という点で既に不安200%です。

"1 credit Star Wars bill" Artwork by Mark, Star Wars Fan Days, Diablo2003

しかも、です。

ダース・ベイダーの復活も有り得る、とアイガーCEOは仰っていました。
長らく、貴方が第7章以降は作らない、誰にも触れさせないと仰っていたことは、今更問いません。
人間には魔が差すということがあるし、実際、それでアナキンも暗黒面に堕ちてしまった訳ですから。

実は死んでなかった? 実はクローンだった? 実はパラレル・ワールドだった?
実は、実は、実は … 実はゲイだった、というオチすら真面目に有り得そうです。
何故、ルークに看取られた結末のまま、そっとしておいてあげられないのでしょうか。

仮に貴方がそう思っていたとしても、周りには黙っていられない人が沢山いるんでしょうね。

Call Me Maybe - "Curiosity" Carly Rae Jepsen

2015年の公開が決定した第7章は観るつもりです。

その時には45歳になっていますが、またポップコーンを頬張りながら、何もかも忘れて観たいですね。
そして、もし、面白くなかったら…追い掛けるのはもう終わりにします。
でも、このオープニングだけは、いつまでも忘れません。

どうかそれで、許して欲しいと思います。


敬具

March 14, 2013

三人

やれやれ。

こんな普通の職場でも、いろいろあるもんだ。
いやいや、いろいろあるのが普通なんだろうな。
人間は社会的動物である、か。

人間は会社的動物である、だ。

Man Like That - "Gravel & Wine" Gin Wigmore

おヘソのあたりで両手を合わせて、お辞儀をしてみましょう。

ちょっと待った、普通、右手が下で、その上から左手で押さえるんですよ。
利き手を隠して出迎えるっていうのが、このマナーの意味なので。
どうしても利き手で反対側の手を隠しちゃいますけどね。

まあ、誰も見ちゃいませんけど。

"The Ugly Truth" Robert Luketic

たぶん、三人称視点で見たらこんな感じだったと思う。

漬物のダンボール箱を両手で抱えたまま、中年の男が突っ立っている。
目の焦点はドアの向こう、耳は中の様子を伺っていて、口はポカンと開けている。
ポケットの端末が鳴って、やっと唖然としていたことに気が付く。

なにもさあ、冷蔵室の中で喧嘩することないだろうに。

&
"Sweet About Me" - Gabriella Cilmi
近所の梅が一斉に咲いた。

March 10, 2013

Techno 1

テクノ (Techno 0 / January 11, 2013)。

山々を眺めた時。
ひとつひとつの山頂は、ある程度はっきり見分けることができる。
しかし、山腹になると峰で繋がる部分などがでてきて、山麓になるほど境界は曖昧になっていく。

地層や地質による形成区分などになれば、それはもう地学の話で、一般的に馴染みのある山の話ではない。
しかも、専門家によって定義が異なっていたりする。
こういったことは、どんなジャンルでも同じだと思う。

"Go Supersonic" Pepe Deluxé

【 Electronic Music 】

電子楽器の黎明期は19世紀末から20世紀初頭にかけ、電気工学の発達と共に始まる。

電気で音を送信したり記録できるなら、電気によって音そのものも合成(シンセサイズ)できるのではないか。
そういう自然発生的なアイデアが、電子楽器としてのシンセサイザーを形作っていった。
従って、この時期はいつ誰が何を発明した、といった明確な特定はできないとされている。

だが、次第にエポックメーキングとなる電子楽器が登場するようになる。
有名なテルハーモニウム(ダイナモフォン)やハモンドオルガン(トーンホイール)などが其れである。
しかし、巨大であったり、高価であったりして、とても個人が所有して演奏するという感覚の楽器ではなかった。

そんな中で、1919年に発表されたテルミン(テルミンヴォクス)は、現在でも世界中に愛好者がいる。

テルミンはロシアの物理学者、レフ・セルゲーエビチ・テルミン博士が開発した。
空間中に発生する静電容量の変化を利用しており、奏者はテルミンに手を触れることなく演奏する。
1928年、実演するテルミン博士の映像が残っている。

カミーユ・サン=サーンス作曲の「動物の謝肉祭」から、第13楽章の「白鳥」である。

Theremin, aka Thereminvox & Lev Sergeyevich Termen, Лев Сергеевич Термен

二度の大戦を経て、世界は電気工学に加えて電子工学の恩恵を受けるようになった。

当初の電子楽器の開発目標には、レファレンスの役割としてクラシック音楽が念頭にあった。
クラシック音楽を構成する生楽器の代替足り得るか、そして更に、それらを超えることができるか。
シュトックハウゼンやリゲティといった作曲家が挑んでいるが、良くも悪くも現代音楽の域を出ていない。

新しいものを、異質なもの、あるいは見劣りするものと捉えるか。
それとも、既にあるものと同等か、それ以上に新しい可能性を秘めたものとして捉えるか。
この辺りは、送り手と受け手の共通認識という、生きている時代背景も大きく影響しているように思える。

シュトックハウゼンが1955年に作曲した、電子楽器の為の初の合唱曲を現代で実演する姿を見て、そう思う。

Gesang der Jünglinge - "Gesang der Jünglinge / Kontakte" Karlheinz Stockhausen 1955

現代に通じる電子楽器は、1960年代に入って登場する。

それが、1964年に発表されたモーグ(モーグ・シンセサイザー)である。
アメリカの電子工学者、ロバート・モーグ博士が開発し、その後の電子楽器における基本構造の決定打となった。
特に、小型化と低価格化を実現し、1970年に発売されたミニ・モーグは一般への普及に大きな役割を果たす。

昨年、このミニ・モーグを模したドゥードゥルがグーグルを飾った。

下図パネルの左上から、マスター・ボリュームを含むミキサー。
次に、音の波形を生成するオシレーター、音質を変化させるフィルター、音色を調整するエンベロープ。
左下から、残響を変化させるモジュレーション、そしてキーボード、となる。

演奏を担うシーケンサー部分は、ドゥードゥルの画面では右側に置いてあるレコーダーによって代替されている。

"Moog Doodle Synthesizer" Google

話は少し戻るが、1968年には全て電子楽器で演奏されたクラシック音楽が初のミリオン・セラーを記録した。

アメリカの作曲家、ウォルター・カーロスのアルバム「スイッチト・オン・バッハ」である。
初のフル・シンセサイザーであったこと、全てモーグのシステムによって演奏されていることなど、逸話は多い。
面白いのは、初期版のジャケット正面にカーロスの名前がクレジットされていないことである。

その代わり、Performed on The Moog Synthesizer とのみクレジットされている。
敢えてモーグに名誉を譲った彼は、後に性転換してウェンディ・カーロスとなるが、それは余談だろう。
何れにせよ、このアルバムによって電子楽器の音色が一般の耳にも入るようになったのは確かである。

BWV とは、バッハ作曲の目録番号を意味する。

Sinfonia to Cantata No. 29 - "Switched-On Bach" Walter Carlos

ここで、ある一人の少年を紹介したい。

近未来のロンドンに住む、不良少年アレックスである。
彼は日々凶悪な暴力に明け暮れる一方で、何よりもクラシック音楽を愛していた。
実刑判決によってルドヴィコ療法の被験者となった彼は、最終的に妄想の中で精神を崩壊させる。

このキャラクターを作り上げたのがイギリスの映画監督、スタンリー・キューブリックである。
1972年に公開された映画「時計じかけのオレンジ」では、前述のカーロスがサウンドトラックを担当した。
特に、モーグによって演奏された「第九」や「ウィリアム・テル序曲」などは、今更説明の必要もない。

ただし、個人的に選ぶとすれば、やはりテーマ曲となったパーセル作曲の「メアリー女王葬送曲」に尽きる。
電子楽器でしか成し得ない世界感とエンターテイメント性、これを両立させた初めてのクラッシック音楽だと思う。
カーロスは同監督の映画「シャイニング」も担当し、後にリズバーガー監督の映画「トロン」なども担当した。

キューブリックの作品は、どこをどう切り取っても、あまりにも有名なシーンが多くて迷う。
敢えて、「雨に唄えば」によって、妻を強姦した犯人が誰であるかを老作家が悟るシーンを選んだ。
そして、冒頭のドラッグ入りミルク・バーで流れる、ディストピアを象徴するようなテーマ曲を。

大衆娯楽の代表格であった映画、そして既に名を成した監督に採用され、電子楽器は一気に市民権を得た。

&
"A Clockwork Orange" Stanley Kubrick

以上の通り、意外に思われるかもしれないが、初期の電子楽器が活躍する舞台はクラシック音楽が中心だった。

1970年代になってモーグを代表とする電子楽器が普及し、小型化や低価格化、併せて高性能化が進んだ。
同時に、一般的なポップ・ミュージックへの導入やサブカルチャーとしてのゲーム音楽などへ繋がっていく。
これらの音楽は広義に、テクノも含め、現在ではエレクトロニック・ミュージックという総称で呼ばれている。

1980年代後半にサンプラーが一般化すると、生楽器を電子楽器に一旦取り込んでから演奏するようにもなった。
2000年以降のボーカロイドなど、最も困難と言われた歌声の合成も普通のパソコンで簡単にできるようになった。
今、聴いている音楽に電子楽器が使われているかどうかなど、気にする人もいないだろう。

そう考えると、一般的な音楽で、電子楽器がいかにも電子楽器らしい音色を奏でていた期間というのは短い。
始まりは早くても1960年代の中頃から、終わりは遅くても1980年代の中頃までではないかと思う。
この期間は、現在に繋がる音楽的な要素が全て出揃った時期でもある。

結果的に、それらの要素を更に細分化するか、ひとつひとつを突き詰めるか、あるいは融合させるか。
方法論に限界が見えるようになって、細野の「リズム限界論」や「メロディ限界論」などが出てきたのだと思う。
後は、シニカルか、コミカルか、くらいしかない。

要は、1980年代の中頃までにネタが出尽くしているのである。


【 Note 】

イギリスのジグ・ジグ・スパトニックは、そういう意味では正常だったのではないか。

ロックもパンクも、テクノすら、スタイルになってしまった時点で形骸化し、死んでしまっている。
だったら、ビジュアルも含めてそのスタイルを滅茶苦茶にするしかやりようがないではないか。
そういう突き抜け方は1980年代中頃の世界的な傾向でもあったし、現在は再評価する向きもある。

いい加減な日本語や映像の裏焼きまで当時のまま、デジタル・リマスターが公開された。

Love Missile F1-11 - "Flaunt It" Sigue Sigue Sputnik

これをベストヒットUSAで観た当時、NTSC規格のレターボックス画面を前にして、ギャグなんだろうなと思っていた。

演じる、というのはある意味で滑稽だ。
そういう意味で、今、テクノらしいテクノは、滑稽にもテクノらしさを演じている、と言える。
何でも出来るようになった電子楽器に、それらしいスタイルを奏でさせている。

もちろん、滑稽のままでは本当に自滅してしまう。
いつまでもクラフトワークに頼っていられない。
というか、クラフトワークでも無理だったのだ。

そう実感したのが、2003年頃だったと記憶している。

Tour de France - "Tour de France Soundtracks" Kraftwerk

山々の山頂は明確だが、山腹から山麓にかけては曖昧になるばかりである。

Techno 2 / April 3, 2013

March 8, 2013

棚卸

年度末の棚卸し。

営業時間を多少変更して実施した。
倉庫の奥をひっかきまわしていると、業務アナウンスが流れた。
暫くして、店内は真っ暗になった。

法定点検によって電気系統が一斉に止められたのだ。
準備しておいた懐中電灯で照らしながら、洞窟探検のような在庫確認を続ける。
結果的に、万が一の為の発電機は出番がなく、担当者一同がホッとした。

電気系統の復旧が長引いた場合、冷凍や冷蔵の関わる在庫が駄目になりかねないからである。

"A culture of health" Dannon

雛祭の次は、ホワイト・デ―だ。

バレンタインに比べれば大したことはない。
洋日配が関わることはほとんど皆無だし、菓子担当すら落ち着いている。
そもそも、バレンタインの在庫をそのまま転用できる商品もあるのだから、楽なものだ。

ホワイト・デーの次は、お彼岸となる。
和菓子や生花といった一部が忙しくなるものの、やはり棚卸しできるくらい食品全般が落ち着く時期なのだ。
一方で、卒業や入学に合せ、家電や家具などの担当は忙しくなる。

つくづく、シーズン・イベント様々な商売である。

"Just For Laughs Gags" TVA / CBC / The Comedy Network

落ち着くといっても、日々の業務は変わらない。

そこへ再び採用された新人の教育担当が加わる。
5人分の書類や制服を用意したのは5人採用と聞いていたからだが、目の前に座っているのはどう数えても6人。
万事この調子で、時間は順調にズレていく。

ええと、10人の先輩がいたとします。
現場では、ひとつの物事に対して先輩たちが十人十色のことを言うので、とても混乱すると思います。
違いに憤るくらいなら、その違いを削ぎ落して、核心となる同じ部分を自分なりに探し出すことを心掛けましょう。

それが、経験を積むってことです。

"love free wi-fi" McDonald's, DDB Sydney

じゃ、レジュメを開いてください。

March 3, 2013

賞味

キッシュ、って何。

知らない、食べたことない。
食べたことあるって、いやいや、ないない。
タルト、じゃ、タルトって書きゃいいのに。

男って、食べることについては冒険しないというか。
いつもの、みたいなのが好きというか、安心するというか。
バウムクーヘンのクーヘン部分が訛ってキッシュ、ね。

うん、美味い。

Comme Un Enfant - "Safari Disco Club" Yelle

ナポリタン、人気復活か。

むしろそっちの方が馴染みがあるけどね。
なんでスパゲッティじゃなくてパスタなんだ、と思ってたから。
パスタが総称で、スパゲッティはその一種なの、あ、そうなんだ。

GI がケチャップかけて食べてんの見て、ホテルのコックが思いついたって。
じゃ、ナポリタンて横浜あたりが発祥なのかな。
パルメザンチーズは、もちろんタップリ派ですよ。

うん、喫茶店の味。

Everything You Wanted - "Heirs & Graces" Clubfeet

ナンはナンなんですけどね、奥さん。

洋日配担当のナンは、なんてったって手練りですわ。
パン担当のナンは、焼いてあるっていう過去形ですわ。
冷凍担当のナンは、解凍だってんだから論外ですわ。

ナンは火で焼いてナンボでしょう。
ガスコンロでもオーブンでもばっちりですよ。
やっぱり、焦げ目とか加減したいじゃないですか。

うん、これ食べたことはないんですけどね。

Goin' In - "Defiant Order" Birdy Nam Nam

ギャン、あれはいいものだ。

March 2, 2013

夜舟

昨晩の雨で、まだ地面が濡れている。

もうそんなに寒くない。
ジャンパーだけ羽織って外に出る。
坂道を上がっていくと、アイドリングの音が聞こえた。

横道の陰に、ライトを消したパトカーが停まっている。
車内の計器に照らされて、フロントガラスに二人の警官の顔が浮かんでいる。
お互いに視線を感じたと思うが、むこうもこちらもやりすごした。

深夜、常に赤信号になる交差点。
違反車を待ち続ける警官。
歩くしかないスーパーの店員。

眠る町。

One Day - Type with one finger

名乗りくる/小さき春の/夜舟かな 
                        夏目漱石