30年は経ってないだろうけど、20年以上は経つだろうな。
久々に、味覚糖の飴「純露」をもらった。
色も形も、懐かしい。
薄い黄色は砂糖味、と書くのが正しい表記なのかどうなのかは知らない。
飴なんだから砂糖の味がするのは当たり前で、なんだろう、水飴味か、いや、蜂蜜味かな。
とてもシンプルな味。
濃い茶色は紅茶味。
砂糖を入れた紅茶をそのまま固めたと言ってよく、これは紅茶味としか書きようがない。
本当はシンプルな味なんだろうけど、薄い黄色と比べるせいか、ゴージャスな味に感じる。
具体的に数えていないが、袋の中に入っている黄色と茶色の割合も変わっていないと思う。
黄色が2/3くらい、茶色が1/3くらい、かな。
子供の頃は、ゴージャスな味で数の少ない茶色が好きだった。
祖母が買ってくると、わざわざ茶色だけ選り分けてくれることもあった。
素直に喜んで、茶色ばかり先に舐めていた。
その祖母は、黄色の方が美味しいねえ、と言ったのを覚えている。
今、黄色と茶色をそれぞれ舐めてみる。
祖母の言っていたことが、少しだけ理解できるような気がする。
黄色って、邪魔にならない味だったんだな、と。
うん、美味しい。
だけどね、なんだかね、まだまだね、駄目ですね。
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