怒ってはいたよ、いたけれど、激怒じゃないでしょう。
時間が断ったから落ち着いたっていうなら解るけど、それでもさ、あれを激怒って言うのかな。
激安とか激震とか激変とかって、滅多にない余程のことだからこその激なんじゃないの。
逆ギレって、なにその、今度はこっちが怒っちゃって困っちゃったな俺、みたいな言い方は。
あのね、面倒かもしれないけど、言葉はなるべく正確に使うように心掛けた方がいいよ。
そりゃあ、お手盛りの言葉は、相手の心を惹き付けたり、責任を回避できたり、便利かもしれない。
でもね、いずれ、こいつの話は伝言ゲームだから信用できないな、ってなる。
言葉を選ぶ苦労を疎んじちゃ、駄目だ。
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Iguazu - "The Insider : Music from the Motion Picture" Lisa Gerrard & Pieter Bourke, 1999 |
サンタオラヤの曲「イグアス」をいいなと思った人は多かったようだ。
映画「インサイダー」で最初に使用されて、その後、いろんな映画で使われた。
言葉を軽んじる奴と、CGで盛り過ぎのハリウッド映画は、雨で頭を冷やしてきなさい。
恐らく、映画「バベル」のバージョン(Deportation / Iguazu)が一番有名だと思う。
イグアスは、南米のアルゼンチンにある滝の名に因む。
1990年代のハリウッドには、一部で脱ハリウッドの動きがあった。
マイケル・マン、ポール・トーマス・アンダーソン、スティーブン・ソダーバーグ等々。
この辺りの映画は、サントラにも独特な切れ味があった。
そのサントラの選曲を参考にしながら、タワーレコードのあちこちを歩きまわっていたのが懐かしい。
言葉を軽んじる奴と、CGで盛り過ぎのハリウッド映画は、雨で頭を冷やしてきなさい。