現地の文化として、戦時下だとしても、男性兵士が女性をボディチェックすることへの反感が凄まじい。
それなら女性兵士であれば問題ないだろうとなるが、これが「超先進的」な米軍の法規では許されていなかった。
何故なら、中東で女性をボディチェックしなければならない状況というのは、「最前線」だからである。
米軍の2割近くが女性兵士だが、直接的な最前線への投入は禁止されていたのだ。
"And therefore today, General Dempsey and I are pleased to announce that we are eliminating the direct ground combat exclusion rule for women, and we are moving forward with a plan to eliminate all unnecessary gender-based barriers to service.
In a few moments after we speak, we'll both sign a memo that will rescind the '94 barrier."
Press Briefing by Secretary of Defense Leon Panetta and Chairman of the Joint Chiefs of
Staff General Martin Dempsey
Jan 24, 2013
(4分11秒から)「つきましては本日、デンプシー大将と私(国防長官)は、女性兵士による直接的戦闘除外規則を廃止し、男女同権に基づき不当な障壁を全て取り除く計画を発表できることを光栄に思います。
この会見後、私たちは94項目を含む障壁を廃止する条項に署名いたします。」
レオン・パネッタ国防長官とマーティン・デンプシー統合参謀本部議長による記者会見
2013年1月24日
現在、試験的な運用が終了し、次に世界のどこかで有事があった場合、本格的に女性兵士が最前線へ投入される。
United States Department of Defense |
米軍が採用や編成でLGBT差別を禁止(2015年)、これは当然だと思える。
だが、女性兵士を最前線へ投入するにあたって「男女同権に基づき」という文言が入るのは絶対に間違っている。
差別的と言われようが感情的と言われようが、兵士だろうが、最前線での男女平等だけは断固反対だ。
よく調べてみると、現地の男性兵士が困っていたとして、本当に女性兵士の応援を求めているのか。
他はどうでもいいが、女性兵士を敵前に配置することだけは絶対に止めた方がいい。
Chelsea Girl - Drones Club "Chelsea Girl", protest song drawing attention to the former US army solider Chelsea Manning. Jasmine Music Ltd t/a PMR Records |
それとも、偏見なんだろうか。