March 8, 2013

棚卸

年度末の棚卸し。

営業時間を多少変更して実施した。
倉庫の奥をひっかきまわしていると、業務アナウンスが流れた。
暫くして、店内は真っ暗になった。

法定点検によって電気系統が一斉に止められたのだ。
準備しておいた懐中電灯で照らしながら、洞窟探検のような在庫確認を続ける。
結果的に、万が一の為の発電機は出番がなく、担当者一同がホッとした。

電気系統の復旧が長引いた場合、冷凍や冷蔵の関わる在庫が駄目になりかねないからである。

"A culture of health" Dannon

雛祭の次は、ホワイト・デ―だ。

バレンタインに比べれば大したことはない。
洋日配が関わることはほとんど皆無だし、菓子担当すら落ち着いている。
そもそも、バレンタインの在庫をそのまま転用できる商品もあるのだから、楽なものだ。

ホワイト・デーの次は、お彼岸となる。
和菓子や生花といった一部が忙しくなるものの、やはり棚卸しできるくらい食品全般が落ち着く時期なのだ。
一方で、卒業や入学に合せ、家電や家具などの担当は忙しくなる。

つくづく、シーズン・イベント様々な商売である。

"Just For Laughs Gags" TVA / CBC / The Comedy Network

落ち着くといっても、日々の業務は変わらない。

そこへ再び採用された新人の教育担当が加わる。
5人分の書類や制服を用意したのは5人採用と聞いていたからだが、目の前に座っているのはどう数えても6人。
万事この調子で、時間は順調にズレていく。

ええと、10人の先輩がいたとします。
現場では、ひとつの物事に対して先輩たちが十人十色のことを言うので、とても混乱すると思います。
違いに憤るくらいなら、その違いを削ぎ落して、核心となる同じ部分を自分なりに探し出すことを心掛けましょう。

それが、経験を積むってことです。

"love free wi-fi" McDonald's, DDB Sydney

じゃ、レジュメを開いてください。