December 1, 2016

憤慨

大手町にて。

【面接官】
今までで一番汗をかいた仕事を教えてください。

【私】
そーですねえ、接待でサウナ入ったときですかねえ。

【面接官】
それは接待でしょう。仕事としての汗について聞いてるんですが。

【私】
そーですねえ、接待以上に苦労する仕事があったら聞きたいですねえ。

【面接官】
・・・まあいいでしょう、じゃあサウナ、と。コホン。それで、動画はどうですか?

【私】
そーですねえ、しゃ・し・ん、と書いてあるのに、なんでみなさん動画って聞いてくるんですかねえ。

【面接官】
いや、動画もできるかという、ただそれだけですが。

【私】
そーですねえ、「動画も」の「も」ってのが引っ掛かりますねえ。

【面接官】
さ、参考までです。

【私】
そーですねえ、参考というより「おまけ」、どっちが「おまけ」かは知りませんけどねえ。

【面接官】
そそ、そんなつもりはありませんよ。

【私】
そーですねえ。
写真を繋げたもんが動画じゃないんですよ!
原理がそうだったとしても、動画をバラせば写真になるって言ってんのと同じなんですよ!
それが如何に雑い感覚なのか解ってんのかってんですよ!
「動画も」の「も」ってのは、写真と動画の両方を、映像表現そのものを軽視してるってことに気付けってんですよ!
てことは、対価も払わんと、やれるなら一人何役でもやらせちまおうって会社なのが解るんですよ!
あんたがそれでやりたいと思うか、ってんですよ!

【面接官】
けけけ、結果は後日お知らせします。

Familiar - "Citizen of Glass" Agnes Obel
Play It Again Sam
そーですねえ。