February 26, 2013

祝花

おめでとうございます。

ダイレクトメールが頂けて嬉しかったです。
中国地方はちょっと無理ですが、一応、都内が決まったら連絡をください。
でも、本当に凄いなあ、これで何回目の写真展になるんでしょうか。

おっと、まずは乾杯、一杯奢らせてください。

"9-Step Pouring Ritual" Stella Artois, Beer in Belgium

先日、グラミー賞が発表になったでしょう。

最優秀レコード賞のゴティエはオーストラリア人なんですけど、ベルギー生れなのでこの銘柄を選んでみました。
さて、受賞理由となった彼の Somebody That I Used to Know は、三枚目のアルバムからカットされています。
その三枚目のアルバム「Making Mirrors」から、一曲。

写真ていうのは、よく見るようになると、それを見てるんじゃなくて、自分を見てるのかもしれませんね。

Dig Your Own Hole - "Making Mirrors" Gotye

ふと思ったんです。

今迄、乗り継ぎなしで一番長い鉄道の旅をしたのは何処だったのかな、って。
国内は、二十歳頃に東京から大阪まで。
国外は、出張で行ったインドで、ワーラーナシー(ベナレス)からデリーまで、だと思います。

そういうことで、インド映画を。

インド映画の内容は相変わらず、いい意味で無茶苦茶ですけど、本当に楽しいって感じがします。
ぼんやりした記憶ですが、アニメ映画「銀河鉄道999」を町内会館で見た小学生の時と同じです。
みんなでワイワイ言いながら観る、マナーや評論云々を吹き飛ばすパワーが、映画にも観客にもあると思う。

ただ流石に、ちょっと変わってきたかなと思う点もあります。
ここ数年、細身でスッキリした雰囲気の男性が、俳優として一般にもウケるようになった。
恰幅のいい、髭をはやした、杉良太郎を濃い口にしたみたいなタイプがスタンダードだったんですけどね。

シンハー監督の映画「ラ・ワン」のタイトルは、ラーマヤナ神話で悪魔となるスリランカ王、ラーヴァンに因みます。
サングラスが俳優のシャー・ルク・カーン、赤いサリーが女優のカリーナ・カプール。
シャンカール監督の映画「ロボット」以降、インド発のSFアクションは一気に注目を集めるようになりました。

ボリウッドの聖地ムンバイ、行っときゃよかったなあ。

omake
"Ra. One" Anubhav Sinha, Poster of  Tamil version
祝花としての鉄道特集、おそまつでした。