見るというか、洗濯や掃除の時にラジオ代わりに流してるだけだが。
なるべく偏らないように、なるべくフラットに伝える、という編集方針が気に入っている。
特に「No Comment」のコーナーは映像素材を編集抜きでそのまま流すという点で大手放送局では珍しい。
先日は丁度、夕食の食器を洗いながら、パリで開催された第一次世界大戦の終戦百周年記念式典をライブで見れた。
小雨が降る中、ホストであるマクロン大統領お付の公式カメラマンは3~6人だったように思う。
ステディカム装着の動画担当が2~3人、白いズームレンズ装着の静止画担当が2~3人くらい、か。
彼らを仏軍の広報担当らしき人物が「はいどうぞ、撮って」「はいお終い、引っ込んで」といった感じで誘導していく。
雨の中、撮る方も撮られる方も、大変だ。
"Truth Is A Beautiful Thing" London Grammar Metal & Dust / Ministry of Sound |
あんまり話題にならないが、イギリスのキャサリン妃は写真に詳しい。
卒業したセント・アンドルーズ大学では美術史を専攻し、研究テーマに写真史を選んでいる。
学位論文のタイトルは「天国の天使たち:ルイス・キャロルにおける幼年期の写真的解釈について」。
時折公開される王室の公式写真も、妃ご自身がEOS 5D Mark IIやPowerShot Gシリーズで撮影したものが結構ある。
ただし、「プロ」ではない、当たり前だ。
妃が王立写真協会(RPS)の名誉会員に選ばれた時、現地で軽く炎上してしまった。
曰く「写真に対する熱意だけが選考理由なら、むしろ他の会員や本当のプロに失礼」という反対派。
曰く「そもそも王立だし、名誉職なんだし、宣伝の意味もあるんだから、いいじゃない」という賛成派。
なんか、あんまり話題にならない方が幸せだったかも、どうか末永く写真を愛してあげてください。
Sordid Affair from "The Inevitable End" Röyksopp Dog Triumph |
寒い、そろそろ羽織るものがないと夜はきつい。
コンビニにタバコを買いに行くだけだが、舐めてた、湯冷めしそう。
空が澄んでる、だから星が滲んで見える、でもこれは俺の目のせいだ。
いい眼鏡が欲しい、一番いい時はフレームとレンズで合わせて10万くらい出してた。
1円玉を数えてからタバコを買いに出るようでは無理か。
あれ、いつもの店員じゃない。
あの店員は俺と似たような歳だったが、シフトが変わったのか、辞めたのか。
まさか死んだのか、それはないか。
聞いてみるほど親しくはない。
Midnight from "Ghost Stories" Coldplay Parlophone / Atlantic Records |
店先で一服、久々の雑記で写真ネタがあまり浮かばない、誰もいない赤信号の交差点を眺めて、ぼんやりして、帰った。